法令上の制限のコスパ分析
宅建50問のうち「法令上の制限」は8問。都市計画法2問・建築基準法2問・農地法1問・土地区画整理法1問・盛土規制法1問・国土利用計画法1問という構成が、ほぼ毎年続いています。覚える量に対して点の返りが大きいのはどこか。科目ごとに過去問を選択肢まで分解して数えた分析です。
土地区画整理法のコスパ分析 — ひっかけの正体は「誰」の入れ替え
土地区画整理法は毎年必ず1問。過去問15回・選択肢60問を、手続きの流れ×問いの型(誰・いつ・どれだけ)の2軸で分解すると、正解肢の10回は「誰」の入れ替え(誰の許可か・誰に帰属するか・誰がなるか)でした。数字の暗記が決め手になったのはわずか1回。覚えるべき「流れ×誰」の1枚と、深追いしない範囲を実測つきで示します。
国土利用計画法のコスパ分析 — 表を覚えて、3つの質問を当てはめるだけ
国土利用計画法は農地法と並ぶ得点源。まず基本の1枚(面積・買主・2週間)を覚え、届出が要るかを決める3つの質問を当てはめる。表の数字の読み違いを突いた正解肢は12回中0回で、点を決めたのは質問の側=10回、届出のあとの結末で1回でした。点になる順番を実データで示します。
盛土規制法のコスパ分析 — 覚えるのは「3つの区域」と「工事の流れ」の2枚だけ
熱海の土石流を機に生まれた盛土規制法は、毎年必ず1問。出題者が入れ替えてくるのは「何が要るか」「区域の内か外か」といった肢の1か所だけで、答え合わせに使う紙は「3つの区域」と「工事の流れ」の2枚。規模の数字が正解肢を決めたのは15回で1回だけ。1年ずつ解けたかを判定した実測つきで、固める順番を示します。
農地法のコスパ分析 — 毎年1問。15回中9回は「1枚の比較表」で取れた
苦手にする人が多い法令上の制限8問の中で、農地法は得点源です。毎年必ず1問、覚える中心は比較表1枚。過去問13年分・試験15回・選択肢60問を1つずつ分解すると、15回中9回は3条・4条・5条の比較表だけで正解肢を当てられました。表の外から出た6回の中身と、次に足す知識の順番まで実データで示します。
都市計画法のコスパ分析 — 毎年2問。うち1問は「1枚の判断表」で取れる
宅建50問のうち都市計画法は毎年2問だけ。その2問に、どこまで時間をかけるべきか。過去問13年分・選択肢119問を分解すると、1問は毎回開発許可から出て、15回中9回は区域×面積の判断表だけで正解肢を当てられました。年度別の内訳つきで、力のかけどころを実データで示します。